2024年1月8日、突然の活動休止を発表した松本人志さん。
2023年末から報じている記事の内容が事実無根として、週刊文春との裁判に集中するためということです。
あくまでも「当面の間活動休止」であり、引退ではないようです。
今回は松本人志さんが引退しない理由や、現在のレギュラー番組の対応について調べてみました。
・松本人志が引退しない理由
・松本人志のレギュラー番組の対応
ぜひ参考にしてみてください。
ワイドナショー松本人志はなぜ卒業?降板理由7つを徹底解説!もくじ
松本人志が引退しない理由5つ
※引用:X
所属事務所である吉本興業のお知らせを読むと、「再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます」と書いてあることから、引退ではないことが窺えます。
松本人志さんが引退しない理由は何でしょうか。
- 娘に手がかからなくなるまでは引退しない
- 今引退すると逃げたように見える
- 考え方が変化することを受け入れている
- まだやりたいことがある
- 芸能界での地位を確保
順にご説明していきますね。
①娘に手がかからなくなるまでは引退しない
松本人志さんは2009年に結婚し、同年一人娘が生まれました。
教育費など、こどもにかかる費用が高額になっている現在、経済的な理由で引退しないこともあるでしょう。
また、「自分の働いている姿を自身のこどもに見せたい」と思う親は多いと思います。
その意味でも、お嬢さんが大きくなるまでは頑張りたいと思っているのかもしれません。
②今引退すると逃げたように見える
これから民事裁判を控えている松本人志さんにとって、今引退してしまうと「一般人になることによって逃げた」と思われると考えているかもしれません。
ですが、今回のような名誉毀損などの裁判の場合、どちらかが勝訴したとしても、敗訴した側が控訴する確率が非常に高いため、2~3年かかるのは確実と言われています。
そして裁判は弁護士などとの打ち合わせや出廷など、時間を取られるものです。
ですので、引退はせず当面の間活動を休止するという選択をしたのではないでしょうか。
③考え方が変化することを受け入れている
松本人志さんは、今まで何度も「前言撤回」をしてきました。
1994年に発売されベストセラーになった松本人志さんの著書『遺書』では、引退は40歳ぐらいと書いています。
「歌を歌ったり、ドラマに出たりするのは、オレは違うと思う」とも書いていましたが、GEISHA GIRLSやエキセントリック少年ボウイなどで曲も出していますし、2000年にドラマ『伝説の教師』で主演しています。
映画も撮らないと明言していましたが、『大日本人』や『さや侍』など4作品撮っています。
また、松本人志さんは以前、芸人は喧嘩が弱そうな方がいいと言っていましたが、今はかなりのマッチョ体型ですよね。
松本人志さんは、かつての発言とその後の状況が違うことを「人間って成長していく生き物ですからね。考え方とかはどんどん変わっていっていい方向にいく」と述べています。
このように、自分の考え方が変化していくことを成長として受け入れているので、引退のことについても考え方が変わっている可能性もありそうです。
④まだやりたいことがある
2023年4月から中居正広さんと松本人志さんがMCの『まつも to なかい』がレギュラーでスタートしました。
フジテレビ社長の肝いりの番組であり、松本人志さん自身も乗り気だと言います。
また、2021年8月に放送された『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』では、内村光良さんと久しぶりに共演した際、「ウッチャンナンチャンとダウンタウンで何かやりたいよね」とも。
まだやりたいことがあるうちは、引退はしないのではないでしょうか。
⑤芸能界での地位の確保
芸能界で確固たる地位を築いた松本人志さん。
まだその座を譲る後輩が出てきていないと思っているかもしれません。
自分が認める後輩「ポスト松本人志」が頭角を現すまで、引退はしないと考えることもできそうです。
松本人志|今後のレギュラー番組の対応
今回の松本人志さんの活動休止は、2024年1月8日に吉本興業から発表されました。
※引用:吉本興業
突然の発表だったため、テレビ局各社が混乱している様子が見て取れます。
2024年1月10日にわかっている各社の対応を表にしてみました。
テレビ局 | 番組名 | 対応 |
日本テレビ系
|
ダウンタウンDX |
協議中
|
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! | ||
TBS系
|
クレイジージャーニー |
検討中
|
水曜日のダウンタウン | ||
フジテレビ系
|
人志松本の酒のツマミになる話 |
収録したものは放送、以降は未定
|
まつも to なかい | ||
テレビ朝日系 | 探偵!ナイトスクープ | 未定 |
日本テレビは「収録済みのものも含めて対応を協議中」、『ダウンタウンDX』を製作する読売テレビは「番組内容にかかわることはお答えできない」、TBSは「今後については検討中」、フジテレビは「収録したものは放送する。それ以降の対応は未定」、テレビ朝日系のABCは「現時点で放送するかも含め未定」。
ABCの『探偵!ナイトスクープ』の収録分があるのかは説明されていないようですが、おそらくストックはないだろうと言われています。
日本テレビ系の『ダウンタウンDX』も、収録済みのストックは残っていないという話もあり、今後どうするのか各局頭を抱えているのではないでしょうか。
テレビ局関係者は「寝耳に水」の状態で驚いたようです。
対応としては、コンビでの番組は代役を立てるか相方の浜田雅功さん一人で対応、松本人志さん個人の番組は継続するか未定、というのが基本路線のようです。
番組によっては改変期に打ち切りになるものも出てくるかもしれません。
また、松本人志さん本人が『ワイドナショー』に出演する意向をXでポストしています。
※引用:X
※引用:X
松本人志さんは『ワイドナショー』は2024年1月14日放送分に出演する模様です。
この出演を最後に、活動休止に入る可能性が濃厚です。
松本人志は本当に引退しないのか
これまで松本人志さんは引退しない理由を説明してきましたが、本当に引退の可能性はないのでしょうか。
2023年2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』で「早ければ2年、遅くとも5年」と引退時期について言及したことで話題になりました。
松本人志さんは65歳までに引退すると具体的な時期を発言しているのです。
松本人志さんは本当に引退しないのでしょうか。引退の可能性についていくつか挙げてみます。
- 先輩芸人の引退の影響
- 『まつも to なかい』のレギュラー化
- ウッチャンナンチャンへのラブコール
- 後輩芸人の成長
- 娘の年齢
順にご説明していきますね。
①先輩芸人の引退の影響
2019年3月の『ワイドナショー』で、尊敬する先輩芸人の上岡龍太郎さんと島田紳助さんの名前を出して引退に言及しています。
2人とも還暦手前で引退しており、2023年9月に還暦を迎えた松本人志さんには自身の引退も現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
引退後は芸能界とは一線を引いて、表舞台には出てこない潔い引退劇を見てきた松本人志さんが、潔く引退したいと願っているのは明白です。
②『まつも to なかい』のレギュラー化
ドラマ『伝説の教師』での共演以来、親交が深い中居正広さんとバラエティで初タッグを組んだ『まつも to なかい』。
新しく番組が始まったのですから、仕事に対して意欲的と取れます。
ですが、引退前に気心知れた友人である中居正広さんと仕事をすることで、芸能界にやり残したことがないように布石を打っているようにも見えるのです。
③ウッチャンナンチャンへのラブコール
「ウッチャンナンチャンとダウンタウンで何かやりたいよね」と内村光良さんに言ったのも、中居正広さんと同じ理由ではないでしょうか。
ウッチャンナンチャンとダウンタウンは、1980年代後半に若いお笑い好きに絶大な人気を誇ったバラエティ番組『夢で逢えたら』からの盟友と言える関係性です。
気が合い分かり合える仲間ともう一度コント番組をやることは、松本人志さんの中で「やり残したこと」のひとつであると思われます。
ウッチャンナンチャンへのラブコールは、引退へ心が動いている証と考えられなくもありません。
④後輩芸人の成長
先ほどは、芸能界での地位の確保の可能性を述べましたが、全く逆のことも考えられます。
「これだけ後輩芸人が力をつけてきたのなら、引退しても大丈夫」と思っている可能性です。
最近では千鳥やかまいたちが冠番組をいくつも持つなど、後輩芸人の成長が感じられる機会も増えていることでしょう。
また、上が使えている状態の芸人界で、松本人志さんは自身の枠が空くことが新陳代謝を促すことになると考えているのではないかと思われます。
実際、引退しなくても今回の活動休止の間に「ポスト松本人志」を虎視眈々と狙っている後輩がいてもおかしくはありません。
⑤娘の年齢
2023年3月に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』で5年後のビジョンを訊ねられた時、「5年後65なのよ。娘もちょうどいい年齢になるのよ、18歳。ここで辞めるっしょ。これは絶対区切りやん」と語っています。
現在では大学進学が珍しいことではなくなっているので、まだ学費など親の経済的な負担はあるのかもしれませんが、18歳はもう法律上成人として扱われますよね。
松本人志さんはそこを区切りと考え、お嬢さんが成人したらリタイヤして悠々自適に過ごしたいと思っているのかもしれません。
このような理由から、松本人志さんは引退する可能性もあると言えると思います。
引退するかしないかは、裁判の行方によって変わるかもしれません。
まとめ 松本人志の動向に注目!
今回は、松本人志さんが引退しない理由や、活動休止後のレギュラー番組の対応などについて調べてみました。
本当にテレビ局は寝耳に水だったようで、2024年1月10日現在、まだ対応が決めきれない様子です。
今後レギュラー番組の対応がどうなっていくのか、また松本人志さんの裁判の行方も注目しましょう。