2023年の流行語大賞にノミネートされた30語が発表されました!
毎年、様々な議論がされる流行語大賞ですが、今年のノミネートに対しても「なんでこの言葉が入っていないの?」「おかしい!」「こんな言葉あった?」などと話題になっています。
特に、現在も話題になっている岸田総理のあだ名「増税メガネ」が入っていない!や、犯罪用語がノミネートされて配慮に欠けるのでは?といった声も多く上げられてます。
また「増税メガネ」に関しては忖度で除外されているのでは?という見方もあり、大きな物議を醸しています。
そんな流行語大賞がおかしいと言われている理由についてまとめてみました!
・流行語大賞2023にノミネートされた30語
・流行語大賞がおかしいと言われる理由
・流行語大賞の選考基準や選考委員
ぜひ、参考にしてみてください!
【最新】岸田総理のあだ名一覧全まとめ!増税メガネやばら撒きメガネだけじゃない 【誰がつけた】増税メガネの名付け親は一般人!なぜ呼ばれるのか理由も紹介!もくじ
流行語大賞2023のノミネートが発表!
今年の流行語大賞のノミネートが発表されました!
発表された30語は以下の通り。
こちらの30語を元に今年の流行語大賞は決定されます。
しかし、この30語の中で「流行っていたよな~!」と思う言葉あれば、「え?なんでそんな言葉が?」なんて疑問が浮かぶ言葉もあるのではないでしょうか?
SNS上でも「おかしい!」と多くの声があがっています。
引用:X
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やはり、本当に流行っていたのか?と疑問を感じてる人が多くいるようです。
また、世代によって使う言葉や流行る言葉には違いがあるのだから、選考方法自体もおかしい!という声もあります。
私自身も「この言葉、本当に流行っていたの?」と思う言葉がノミネートされていました。
りこ
流行語大賞2023がおかしいと言われる理由5つ!
流行語大賞2023がおかしいと言われる理由は、以下の5つが考えられます。
- 増税メガネが入っていないのはおかしい
- 犯罪用語が入っているのはおかしい
- 野球用語ばかり入っていておかしい
- そもそも流行ってない言葉が入っていておかしい
- 忖度されていておかしい
詳しく説明していきます。
①増税メガネが入っていないのはおかしい
「防衛費の引き上げによる増税」や「サラリーマン増税」など増税のイメージが色濃い岸田首相。
そんな岸田首相のあだ名である「増税メガネ」はSNS上で話題になり、今ではニュースでも取り上げられて、毎日のように「増税メガネ」という言葉を聞くのではないのでしょうか?
現に、流行語大賞が発表される前から「増税メガネ」が流行語になるのでは?という声が多くあがっていました。
引用:X
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このようにSNS上では「増税メガネ」は流行語になる!と感じている人が沢山いましたが、実際発表された流行語大賞に「増税メガネ」という言葉は入っていませんでした。
そのため、これほどさまざまなメディアで連日「増税メガネ」という言葉が使われているのに、流行語大賞に入ってないのはおかしいという声が多くあげられています。
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「増税メガネ」といえばあの人だよね!となってしまうほど、ここまで世間に浸透しているということは流行っていると同義ですよね。なのに流行語大賞になっていないのは、確かにおかしく感じますよね。
一方で、流行語大賞2023に「エッフェル姉さん」という言葉が入っていることに驚いている人も多くいました。
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私もそんな言葉あったっけ?と考えてしまいましたが、世間も「なにそれ?」といった反応が多く見られました。
自民党の松川るい参院議員のこと。
松川るい参院議員は、今年7月に自民党女性局長として参加した女性局のフランス研修中、エッフェル塔の前でポーズを取った写真をSNSに投稿し「観光旅行のようだ」と、SNS上で大炎上しました。
このことからSNS上では松川るい参院議員のことを「エッフェル姉さん」と呼んだそうです。
こちらも同じ政治の話ですが、流行の規模や世間の浸透を考えると「増税メガネ」のほうが話題性が高かったため、やはり「増税メガネ」が選ばれず「エッフェル姉さん」のほうが選ばれたことには違和感がありますよね…。
なお、岸田首相の「増税メガネ」については下記記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はあわせてチェックしてみてください♪
>>【誰がつけた】増税メガネの名付け親は一般人!なぜ呼ばれるのか理由も紹介!
②犯罪用語が入っているのはおかしい
「性加害」や「頂き女子」、「闇バイト」など犯罪の言葉がノミネートされているのは、被害者のことを考えておらずおかしいという意見が多く見られます。
引用:X
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故ジャニー喜多川氏の性加害問題で話題になった「性加害」、自らを頂き女子と名乗り、男性から現金をだまし取っていたことで話題になった「頂き女子」、高額な報酬の代わりに犯罪行為を請け負う「闇バイト」など、どれも犯罪に関わる言葉でいい印象がありません。
特に「性加害」については被害者も多く、まだまだその被害の全容や被害に対する補償など様々なことが議論されている最中です。
そんな中で、流行語大賞というエンタメ要素の強いものにノミネートされることで軽視しているのでは?と感じる人もいます。
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もし、被害にあっていたらと考えると、こういったエンタメにノミネートされたくないですよね。
またこのような言葉が流行語として消費されてしまうのは危険なことだと思います。
③野球用語ばかり入っていておかしい
流行語大賞には、例年多数の野球用語がノミネートされてきているのはご存じですか?
2023年の流行語大賞にノミネートされた野球用語は以下の通りです。
- 憧れるのをやめましょう
- アレ(A.R.E.)
- ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー
- 4年ぶり/声出し応援
なんと30語のうち4語も野球用語がノミネートされていました!
そのため、野球用語ばかりノミネートするのはおかしいという声があげられています。
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確かに、野球をあまり見ない人には馴染みのない言葉が多いですよね。
また調べたところ、2022年の流行語大賞は「村神様」、2021年の流行語大賞は「リアル二刀流/ショータイム」と2年連続で野球用語の受賞となっています。
これではおかしいと思う人も多くなってしまうかもしれません。
④そもそも流行ってない言葉が入っていておかしい
そもそも流行語大賞と言ってるけど流行していない言葉が入っていておかしいと感じてる人が毎年多くいます。
引用:X
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確かに、見てもピンとこない言葉や専門的な言葉も多くノミネートされています。
流行語と言うからには世間に浸透している言葉がノミネートされるべきな気がしますよね。
また、お笑いコンビのおぎやはぎはTBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」内で流行語大賞の話題に触れ解説をしましたが、知らない言葉が多く「流行語になっていない!」「強引に入れている!」「過去最悪じゃない?」などの納得いかない様子を見せたそうです。
エンタメの中心で活躍している芸能人なので流行には敏感なのでは?と思いましたが、それでも知らない言葉があるということで本当に流行っている言葉なのか怪しいですね。
りこ
⑤忖度されていておかしい
岸田首相のあだ名である「増税メガネ」が除外されていることや、逆に野球用語は多数ノミネートされているのは、忖度によるものではないか?と考えている人が多数います。
引用:X
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特に岸田首相の「増税メガネ」に関しては、首相自身の耳にも届き、政界でもそのあだ名が使われるほど流行っていると言える言葉です。
しかし、同じ政治関連でのノミネートは「エッフェル姉さん」でした。明らかにこの言葉より「増税メガネ」のほうが流行っていると言えるのではないでしょうか?
そのため、「増税メガネ」は首相に忖度してノミネートから除外されたのではないか?と言われています。
また、今年も多数ノミネートされている野球用語に対しても忖度があるのでは?と言われています。
引用:X
実際に、2021年、2022年と野球用語が流行語大賞を受賞しており、今年も忖度して野球用語が大賞を受賞するのでは?と推測している人もいます。
野球用語がここまで忖度される理由は、流行語大賞の審査員に野球ファンが多いからだと言われています。
審査員の中でも、特に野球ファンとして有名なやくみつるさんが野球用語を推しているという噂も出ていましたが、実はやくみつるさんではなく、他の審査員が流行語大賞に野球用語をゴリ推ししているという話も出ています。
「以前、流行語大賞の関係者から聞いた話なのですが、それは、『野球をゴリ押ししているのはやくみつるさんじゃない。彼はおとりとして振る舞っているだけ』というものでした。となると、野球をゴリ押ししているのは他の選考委員ということになるのかもしれません」
※引用:日刊ゲンダイ
何はともあれ、さすがに3年連続野球用語というのはないと思いたいですよね…!
そんな流行語大賞2023の発表は12月1日です!一体どの言葉が大賞を受賞するのでしょうか?
りこ
流行語大賞の選考基準や選考委員は?
ここまで2023年の流行語大賞のおかしいところを紹介していましたが、そもそも流行語大賞の選考基準や一体だれが選んでいるのか気になりますよね。
流行っていないと思う言葉を選ばれていたり、絶対これは今年流行った!と思う言葉が選ばれてなかったり、流行語大賞とは一体どう決まるのでしょうか?
流行語大賞とは
まず、流行語大賞とはなんなのでしょうか?
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。(引用:自由国民社HP)
とのことです。
年間を通して多くの人が盛んに使った世相を衝いた言葉を選び、その人物や団体を表彰するのが流行語大賞です。つまり、本来であれば1年間のトレンドが分かる賞となっています。
流行語大賞の選考方法と基準
1年間のトレンドを決める流行語大賞のノミネートの基準はどうなっているのでしょうか?
選考委員の一人である、辛酸なめ子さんが文化放送内で以下のように発言しています。
その年の新語・流行語大賞が世の中に発表されるのは、ノミネート30語が発表された時だと思うんですが、その前に、現代用語の基礎知識という本がありまして、そちらに掲載されている中から選ばれるというのが基準になります。なので、こちらの編集者の方が選んだ60語ぐらいがあって、そこで選考委員が“他にもこの言葉が流行ってるんじゃない?”というのをちょっと足して、その後、会議をしていく感じです。
また、自由国民社では選考方法を以下のように公表しています。
『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
引用:自由国民社
つまり、まず流行語大賞にノミネートされるには、『現代用語の基礎知識』という本に収録されなくてはいけません。
この本に収録された中の言葉が基準となり、それを元に選考委員の人たちが足したりして、ノミネートの30語が決まります。
その後、トップ10と年間大賞が決まるようです。
流行語大賞の選考委員
『現代用語の基礎知識』という本に収録された言葉を元にノミネートを決める選考委員は誰がいるのでしょうか?
現在の選考委員は以下の6名です。
- 金田一秀穂(杏林大学教授)
- 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
- パトリック・ハーラン(お笑い芸人)
- 室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)
- やくみつる(漫画家)
- 大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
教授から漫画家、お笑い芸人、編集長とバラエティに飛んだ人選ではありますが、平均年齢は60歳以上となっています。(大塚洋子さんのみ年齢不明)
引用:X
上の世代ばかりの人選では、内容に偏りが生じてしまうのも無理はないかもしれません。
20~60歳代の人が満遍なく選考委員として流行語を精査してほしいところですね。
まとめ 流行語大賞2023はおかしいと感じてる人が多かった!
いかがだったでしょうか?
今回は、流行語大賞2023がおかしいと言われている理由についてご紹介しました。
絶対に流行語大賞になるだろうと言われていた「増税メガネ」が入っていなかったり、犯罪用語が入っていたり、野球用語ばかり受賞してたり、とおかしいと感じることが多い流行語大賞。
毎年、様々な意見が飛び交い白熱した議論になりますが、今年は特に「おかしい!」と白熱している気がします。
しかし、この流行語大賞発表の時期になると、1年で流行ったことを思い出すきっかけにもなりますよね。
1年を思い出しながら、12月1日の大賞の発表を楽しみにしましょう!
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