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ビッグモーターは今後どうなる?返金と行政処分で潰れる可能性も!

中古車販売大手の『ビッグモーター』が、保険金の不正請求をはじめとした様々な不正が発覚し、世間を騒がせています。

テレビでも大々的に報道されるようになり、完全黙秘だったビッグモーターは一転して、公式ホームページに特別調査委員会による報告書を掲載し、謝罪コメントを発表しました。

そして7月25日にはようやく謝罪会見が行われました。

不祥事が明るみになった今、ビッグモーターの今後はどうなってしまうのでしょうか?

今回は、ビッグモーターの今後について調査しました。

この記事でわかること

・ビッグモーターは今後どうなる?

・ビッグモーターが潰れる可能性はあるのか

・ビッグモーターの今後に対する世間の声

是非チェックしてみてください!

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ビッグモーターは今後どうなる?

ビッグモーターの今後の展開はどうなっていくのでしょうか?

公式ホームページで公開された報告書と7月25日に行われた謝罪会見によると、以下4つの対応に尽力していくようです。

  1. 保険金の返還
  2. 顧客の車再修理と返金
  3. 再発防止への取り組み
  4. 全取締役の報酬返上
  5. 社長が辞任し、後任に専務

順にご説明します!

 

①保険金の返還

現在保険金の返還を請求しているのは、『東京海上日動火災保険』『損害保険ジャパン』『三井住友海上火災保険』の大手3社。

報告書によると7月16日現在の返金状況は以下の通りです。

調査件数 8427件
返金対象 件数 1275件
金額 4995万
返金済み 件数 177件
金額 662万
未返金 件数 1098件
金額 4333万

 

4995万もの不正請求があったとは驚きですよね…!

未だ調査中ということで、これから更に件数が増えることが予想されます。

しかし、保険会社への返金はされても、顧客対応はどうなるのでしょうか?

次でご説明します。

 

②顧客の車再修理と返金

ビッグモーターは不正行為が認められた取引に関しては、顧客への連絡、再修理、返金対応をするとしています。

しかし、『返金』に関して具体的にどこまで対応するのかが明記されていないことから、ネット上では「等級下げられた人も被害者だ」という声が上がっています。

 

本来は自費修理で済ませた方がトータルコストを抑えられたにも関わらず、ビッグモーターが故意に車を傷付け保険金を水増し請求したことにより、保険等級が下がり、保険料が上がってしまった人もいるようです。

これに関しては、保険会社側が対応を始めているようですので、心当たりのある方は、一度問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

 

③再発防止への取り組み

ビッグモーターは再発防止へ向けて、どのような取り組みをするのでしょうか?

報告書で発表された策は以下5点です。

  1. 質を重視した営業目標の設定
  2. 外部取締役やサポート部員、専門家を迎え入れ取締役会の機能を改める
  3. 顧客第一の社風を作り上げていく
  4. 現場とコミュニケーションをとりながらより良い関係を構築していく
  5. スキルアップ研修やコンプライアンス研修を行い、社員育成に注力する

 

改心して会社全体を変えていくように思えますが、ネットでは厳しい声が上がっています。

 

他にも「悪事の根本(=上層部)が変わらなければ信用できない」という意見もありました。

ビッグモーターは利用者の信頼を取り戻すことはできるのでしょうか。

 

④全取締役の報酬返上

ビッグモーターは全取締役の報酬を返上することを発表しました。

それぞれの返上額を以下にまとめたので参考にしてください!

全取締役の返上額一覧

返上額 期間
代表取締役社長 報酬100% 1年間
取締役副社長 報酬50% 3か月
専務取締役 報酬30% 3か月
常務取締役 報酬20% 3か月
取締役  報酬10% 3か月

 

具体的な金額は明記されていませんが、この対応は世間的にあまりポジティブに捉えられてないのが現状です。

他にも「考えが甘い」「意味ない」との声が多く散見されました。

 

さらに、主要株主の兼重宏行社長にとって何の痛手もないとの指摘もありました。

ビッグモーターは取締役としての責務を果たしていなかったことから、『報酬を自主返上する』という対応をとっています。

しかし、社長をはじめ役員にとって痛手ではないのであれば、形だけの対応と思われても仕方ないのかもしれません。

 

⑤社長が辞任し、後任に専務

ビッグモーターは7月25日の会見で、兼重宏行社長が辞任し、和泉伸二専務取締役が新社長に就任しました。

社長辞任に関して、かなり厳しい声が上がっています。

 

 

まだ何も解決に至ってない状況での社長辞任が発表され、「逃げた」「責任押し付けた」などかなりの言われようとなっています。

兼重宏行前社長による謝罪会見では、「ゴルフボールを使った不正行為はゴルフを愛する人への冒涜」とコメントしていますが、大事な車を傷つけられたオーナーへの配慮の言葉がなかったことも炎上しています。

兼重宏行前社長に頼りっぱなしだったという和泉伸二新社長は、ビッグモーターを立て直すことはできるのでしょうか?

 

ビッグモーターが潰れる可能性はあるのか

倒産

ビッグモーターはこのまま潰れてしまうのでしょうか?

ビッグモーターが潰れる可能性
倒産の可能性あり

その理由は、以下2点です。

  1. 退職希望者が多数いる
  2. 利益が大幅に下落している

それぞれ詳しく説明していきます。

 

①退職希望者が多数いる

ビッグモーターは2023年1〜3月までに1000人の退職者が出ているようです。

この時期は、すでに水増し請求が損保各社の調査で分かっていて、その後様々な不正が発覚し、行政処分を受ける店舗が出てきている時期です。

>>ビッグモーターの時系列はこちらの記事を参考にしてください。

 

謝罪会見後には6人が退職していて、和泉伸二新社長は「もう少しいると思っていた」とコメントしています。

さらに、予想よりも退職者が少なかったことをポジティブに捉えているようです。

「勝手な判断だが、会社が生まれ変わるという思いを(会社に残った社員に)持ってもらっていると思いたい」

引用:日刊スポーツ

しかし、家族や自分の生活がある以上、退職や転職を決めるのは容易ではありません

不正が明るみになった以上、行動できない退職希望者は多くいるのではないでしょうか?

さらに、この件でビッグモーターへの就職希望者は激減する見込みで、人手不足に陥ることも考えられますよね。

 

②利益が大幅に下落している

ビッグモーターは売上高7000億円の業界最大手に君臨していたはずですが、ここ1年は赤字続きで、利益もギリギリな状態だといいます。

「最高で33か所あった直営の板金工場は33→18にまで減り、昨年4月から毎月1.5億円の赤字が1年以上続いています」

引用:Yahoo!ニュース

「昨年までは40億前後の単月経常利益が今年4月に10億円を切って7億7000万台にまで落ちました。5月は少し持ち直したがそれでも10億円以下。かなりギリギリな数字です」

引用:Yahoo!ニュース

 

この状況で、100億を超えるとも言われている保険金の返還』が今後待ち受けていて、さらに売り上げを伸ばすためには激減している利用者の『信頼回復』に努めなければなりませんよね。

しかし、経営陣の報酬返上で、保険金返還と信頼回復をカバーできるとは思えません。

現状、ビッグモーターは会見も行わず、公式ホームページでコメントを発表するのみの対応となっている為、ネットでは「もう買わない」という声が散見されました。

次でご紹介します。

 

ビッグモーターではもう買わない?世間の声まとめ

スマホ

ビッグモーターの不祥事を受け、世間では「もう絶対買わない」という声が多く上がっています。

 

数々の不正が明るみになった今、ビッグモーターで買いたくないと思ってしまうのは当然のことですよね。

しかし、ビッグモーターで働く6000名の従業員を心配する声もありました。

りこ

生活があるのはみんな同じだよね…

 

今回のことをきっかけに、会社全体の風通しが良くなるといいですよね…!

世間の信頼をなくしてしまった以上、取り戻すのは容易ではないですが、社員のためにも、無意味に傷つけてしまった車やそのオーナーのためにも、改心してほしいと思います。

 

まとめ ビッグモーターの今後の対応に注目

いかがでしたか?

今回はビッグモーターの今後について調査しました!

業界最大手のビッグモーターでも倒産の可能性があることがわかりました。

さらに、公式ホームページで発表された報告書は物議を醸していて、利用者の信頼回復への道はまだ遠そうです。

今後のビッグモーターの対応にも注目していきましょう。

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