9月17日に『VIVANT』の最終回が放送されました。
最後の最後まで展開が読めず、何度も乃木憂助(堺雅人)には裏切られましたよね。
最終回でも、また新たな伏線が張られており「あれはどういう意味だったんだろう?」と考察合戦が繰り広げられています。
その中でも今回は、乃木がノコル(二宮和也さん)に電話で伝えたことわざ(漢文)の意味は何なのかについてや、乃木の実の父親にあたるノゴーン・ベキ(役所広司)が生きているかについて考察をしていきたいと思います。
・VIVANT最終回ことわざ(漢文)の意味
・ベキが生きている理由
是非、参考にして下さい!
もくじ
VIVANT最終回ことわざ(漢文)の意味は?
『VIVANT』の最終回で、乃木がノコルにことわざ(漢文)を伝える場面がありました。
ノコルが「ベキの墓をバルカに建ててもいいか」という問いに対して、「皇天親無く惟徳を是輔く」ということわざ(漢文)を乃木が放ったのです。
そのことわざ(漢文)の意味を調べてみました。
「皇天親無く惟徳を是輔く」(こうてん しんなく ただとくを これたすく)
天は公平で特定の人をひいきすることなく、徳行のあるものを助けること。 引用:ことわざの森
中国の古いことわざ(漢文)のようですが、なぜこの場面で乃木がノコルに言ったのか気になりますよね。
それは、ベキが生きていることを伝えたかったのでは、と考えられます。
りこ
詳しくは、次で説明します。
【VIVANT考察】ベキが生きている!理由7つ
ベキはバルカで壮絶な人生を送り、最愛の妻を拷問の末失っています。
その復讐を果たすべく、ベキの最終目的だった人物に銃口を向けました。
全てに気付いた乃木が止めにはいりますが、止むを得ずベキを拳銃で撃ってしまいます。
その後、ベキの遺体は建物ごと焼かれてしまい、野崎守(阿部寛)がベキの遺体は煤同然で発見されたと言っていました。
しかし、ネットではベキは生きているのではないかという声が多くあがっています!
一体、どういう事なのでしょうか?
ベキが生きていると言われる理由を以下の7つで、考察してみました。
- ことわざ(漢文)の意味からベキは生きている
- 別班の4人同様急所を外している可能性が高い
- ベキを撃ったのは乃木ではない!?
- 火事での遺体はベキだと身元が分かっていない
- 花をまだ手向けない=生きている
- 野崎の隠蔽工作が怪しい
- VIVANTの意味は生きているだから
順番に説明していきます!
①ことわざ(漢文)の意味からベキは生きている
先ほど、乃木がノコルに伝えたことわざ(漢文)の意味をご紹介しましたが、『皇天親無く惟徳を是輔く』ということわざ(漢文)の意味は、天は公平でひいきすることなく、徳行のある人物を助けるでしたね。
その事から以下の様に解釈できないでしょうか。
『惟徳を』→徳行のある者=ベキ
『是輔く』→助けた
つまり、乃木はベキを徳行のある者として、助けたという事なのではないでしょうか。
ベキはテロの計画を請け負う事で、多額の金銭を得ていました。
しかし、ベキは悪行の為にお金を集めていたのではなく、孤児院を設立したり、貧困の差を失くす為に動いていた事が判明しましたよね。
元々、野崎と同じ警視庁公安部で勤務しており、正義感は誰よりも強い人物です。
ということは、やはりベキは徳の高い行いをしていたという事になるので乃木が助けた可能性が高そうですよね。
②別班の4人同様急所を外している可能性が高い
乃木は、ミリタリースクールを首席で卒業する程の人物で、拳銃の腕前は一流です。
第7話では、別班の捜査を遂行する為に、別班の仲間4人を拳銃で撃つ場面がありました。
即死とみられていたのですが、実際は4人は急所を外されていた為生きていたのです。
そんな抜群の拳銃コントロールを持つ乃木なら、ベキの急所を外す事など容易い事だったのではないでしょうか。
③ベキを撃ったのは乃木ではない!?
ベキを撃ったのは、もしかすると乃木ではないかもしれません。
下記の映像を見て下さい。乃木の他に拳銃を持つ人物が映し出されています。
引用:X
いくら、拳銃の腕がいい乃木でも実の父親を撃つ事をためらってしまったのではないでしょうか。
そして一瞬、乃木が驚いたような表情をみせている場面がありました。
引用:X
それは、拳銃を持つ人物が先にベキを撃ったので驚いた表情をしたのではないかと考えられます。
その人物は、F(乃木の別人格)の可能性が高いと予想する意見もありました!
りこ
④火事での遺体はベキだと身元が分かっていない
ベキは乃木に拳銃で撃たれた後、建物ごと焼かれてしまいます。
そして、身元が分からない程に煤同然となっていると野崎が話していました。
身元が分からない以上、ベキがこの世にいないという事は証明できません。
可能性として、実はベキはまだ生きていて建物が焼ける前に逃亡した事も考えられそうですよね!
⑤花をまだ手向けない=生きている
乃木はノコルとの電話で、「花を手向けるのはまだ先にするよ」とも口にしています。
引用:X
ノコルはその意味を聞き返しませんでしたが、何かを察したように天を見上げていました。
通常、花を手向けるのは死者に対してですので、まだ先という事は「生きている」という意味なのではないでしょうか。
⑥野崎の隠蔽工作が怪しい
野崎がベキから命を狙われた上原史郎(橋爪功)に、現場検証の様子を説明する場面がありました。
上原の家にあった骨とう品や絵画を運びだすように指示していたのは、野崎でした。
そして、野崎は上原に「ベキや3名が灯油を被って無理心中を図ったという事で話が進んでいます。」と伝えていました。
野崎が真実を知っていて、ベキ達が死んだように見せかけ隠蔽工作を図った可能性があるのでないでしょうか。
また、上原の財産を事前に運び出せている事から、灯油をまいたのも野崎の指示の可能性がありますよね。
⑦VIVANTの意味は生きているだから
最後にこのドラマのタイトルになっている『VIVANT』の意味からベキは生きていると予想します。
VIVANTの意味はモンゴル語で生きている、生命のあるという意味です。
そのことから、ベキを生きている説が濃厚と考えられないでしょうか。
他にもVIVANTは、発音から別班と言う意味にもなるのではないかと考察されていますよね。
まとめ VIVANTの続編に期待しよう!
今回は、VIVANT最終回のことわざ(漢字)の意味についてや、ベキが生きている理由を考察しました。
VIVANTでは、伏線が多く毎週驚きの展開があり見ごたえたっぷりのドラマでしたよね♪
最終回では、新たな伏線が張られていたので、シーズン2や映画となって続編があるのではないでしょうか。
VIVANTの続編に期待しましょう!