1997年に結成され、今年で25周年を迎えるモーニング娘は現在もメンバーの入れ替えがありながら、日本のアイドルシーンで活躍をしています。
様々なアイドルグループが活躍する中でも、モーニング娘は根強い人気を誇っています。
今回は、25年と長く活動し愛され続けているモーニング娘の立ち上げメンバーである初期メンバーについて、詳しく調べてみました。
卒業してから現在に至るまでどんな生活をしていたのか?色々と詳しくご紹介します!
・モーニング娘の初期メンバーについて
・モーニング娘の初期メンバーの現在は?
・モーニング娘の成り立ちとは?
・モーニング娘の初期メンバー時代の人気楽曲について
是非、参考にしてみてください!
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もくじ
モーニング娘の初期メンバーまとめ
1997年にテレビ東京系バラエティ番組「ASAYAN」から生まれたモーニング娘は、結成から25周年が経ちました。25年の中でメンバーの脱退・卒業や加入を繰り返してきて、今は17期生が「モーニング娘’23」として活躍しています。
そんな今も活躍を続けているモーニング娘の初期メンバーは、中澤裕子さん、福田明日香さん、石黒彩さん、安倍なつみさん、飯田圭織さんの5名です。
今でも当時の活躍が伝説として受け継がれている5人の初期メンバーの紹介をします!
名前 | 生年月日 | 出身地 | 加入当時の年齢 | 卒業・脱退 |
福田明日香 | 1984年12月17日 | 東京都 | 12歳 | 1999年 卒業 |
石黒彩 | 1978年5月12日 | 北海道 | 19歳 | 2000年 卒業 |
中澤裕子 | 1973年6月19日 | 京都府 | 24歳 | 2001年 卒業 |
安倍なつみ | 1981年8月10日 | 北海道 | 16歳 | 2004年 卒業 |
飯田圭織 | 1981年8月8日 | 北海道 | 16歳 | 2005年 卒業 |
最年長は24歳で加入した中澤裕子さんで、最年少は12歳の福田明日香さんです。その差は12歳で一回りも違います。
しかし、年の差が一回りもあるグループですが、この5人は厳しいデビュー条件を達成し、モーニング娘としてデビューを果たします。
そして、一躍、国民的アイドルグループとして多くのファンを魅了していき、今でもトップアイドルとして活躍しています。
モーニング娘の初期メンバーの現在を紹介
国民的アイドルグループになったモーニング娘をデビューさせるに至った5人の初期メンバーですが、既にモーニング娘からは卒業しており、それぞれ道を進んでいます。
そんな初期メンバーである5人の現在について、一人ひとり詳しく紹介します。
中澤裕子
引用:ORICON NEWS
モーニング娘の初代リーダーであり、最年長だった中澤裕子さんは、2001年にモーニング娘を卒業しました。
卒業した後は、モーニング娘時代にも発揮したリーダーシップ力で「ハロー!プロジェクト」全体のリーダーとしてグループを牽引していきました。
そして、ソロとしてアーティスト活動も続けていましたが、2012年4月にIT関連企業代表取締役社長と結婚し、同年11月には第一子である女児を出産しました。
また2015年5月には第二子である男児も出産し、夫と子供2人の4人家族となりました。
引用:Instagram
結婚後は、夫の仕事と育児のために福岡県内に移住し、芸能活動も同じく福岡県内を拠点とし、テレビ番組に出演したり、ハロプロのライブのゲスト出演など福岡県を中心に活躍されています。
不祥事の報道や炎上など、これといったマイナス話題はなく、今も家庭と育児を大切にしながら芸能活動を続けている中澤裕子さんはモーニング娘のメンバーの中では勝ち組に入るのではないでしょうか?
りこ
福田明日香
引用:モデルプレス
モーニング娘に最年少の12歳で加入した福田明日香さんは、モーニング娘最初の卒業者です。
1999年に「学業に専念するため」と卒業したため、卒業後は一時芸能界を引退していました。
引退から12年経った、2011年にボーカルグループのPEACE$TONE(ピースストーン)を結成し、asukaという名義で芸能活動を再開します。
引用:音楽ナタリー
その後、2020年にPEACE$TONE(ピースストーン)の活動は無期限休止となり、2021年には所属していたストーンプロジェクトとのマネジメント契約が終了しています。
その為、今現在は目立った芸能活動はされていない模様です。
プライベートでは、2015年に妊娠を発表し、結婚していることが公表されました。しかし、翌年の2016年には離婚をし、困窮した生活を送っていたそうです。
しばらくはシングルマザーとして育児を行っていたそうですが、2021年11月に自身のInstagramで再婚したことを発表しました。しかし、約半年後の2022年4月には離婚したことを同じInstagramで報告しています。
そのため現在もシングルマザーで子育てをしているのではないかと思われます。
モーニング娘の中でも高い歌唱力に定評があり人気があった福田明日香さんですが、そんな人気があった彼女でも生活に困窮してしまうとは大変ですよね。。
石黒彩
引用:withnews
モーニング娘の黄金期と言われている2000年に卒業をした石黒彩さんは、元々、モーニング娘の加入前は短大で服飾美術を学んでいましたが、モーニング娘の活動に専念するため中退しています。
そのため、「服飾関係の道に進みたい」とのことでモーニング娘から卒業します。
しかし、モーニング娘を卒業してから5ヶ月後に、人気バンドLUNA SEAのドラマーの真矢さんとの結婚を発表し、第一子となる女児を出産されました。
引用:婦人公論.JP
その後は、2002年に第二子である女児、2004年に第三子の男児を出産し、子育てエッセイや料理本の出版など、カリスマ主婦として活動されています。
また、ハロプロのステージに他の初期メンバーと一緒にゲスト出演するなど音楽活動も多くはありませんが、活動しているようです。
他の初期メンバーよりも早期に結婚・妊娠をされたため、結婚歴は23年にもなります。夫である真矢さんとの結婚生活をフジテレビの番組である『ぽかぽか』で語っていました。
結婚して出産したのが22歳だったので、若かったから、ケンカもオールで良くやってましたし、ひと山超えて、今の歳になって、やっともめる元気がなくなってきた。落ち着いてまいりました
引用:スポニチ
公私共に順風満帆のようで、中澤裕子さんと同様、モーニング娘の中では勝ち組に入るのではないでしょうか。
安倍なつみ
引用:Yahooニュース
モーニング娘の初代センターを務め、その可愛らしいルックスで人気を博した安倍なつみさんは、グループに所属しているときから、ソロ活動や写真集、CMなど活躍をしていました。
2004年1月にモーニング娘を卒業しますが、そこからも主演ミュージカルの開催やソロアルバムの発売、写真集の発売など精力的に活動していきます。
しかし、2004年12月に過去の写真集やエッセイ集で、詩を盗用したのではないかという疑惑が発覚します。その後、2ヶ月間活動自粛し、写真集やエッセイ集は発売中止・絶版となってしまいました。
自粛期間が終わると活動を再開し、同じハロプロの後藤真希さん・松浦亜弥さんとの期間限定ユニット「後浦なつみ」としてコンサートツアーを回ったり、写真集や紅白歌合戦に出場、ミュージカルに出演など、自粛前と変わらずの芸能活動を続けています。
精力的に芸能活動を続けている安倍なつみさんですが、プライベートではミュージカル俳優として活躍している山崎育三郎さんと結婚しています。
2016年に第一子となる男児を出産し、2018年には第11回ベストマザー賞を受賞します。
引用:毎日キレイ
この授賞式の中で、第二子の妊娠を報告し、10月に第二子男児を出産しています。その後、2022年には第三子である男児を出産し、今では3人のママとなっています。
盗用疑惑などで活動自粛しなければならなかった安倍さんですが、今では家族5人で温かい家庭を築いているようですね。
飯田圭織
引用:集英社オンライン
モーニング娘の2代目リーダーとしても活躍した飯田圭織さんは、同じ北海道出身の安倍なつみさんとは誕生日が2日違いで、なんと同じ産院で生まれていて、同じ新生児室で過ごしていたそうです。
ロングヘアーがトレードマークでありスタイルも抜群の飯田圭織さんは、モーニング娘加入前から乾電池のパッケージモデルを努めたこともあり、モーニング娘に在籍していたときも「資生堂水分ヘアーパックシャンプー」のCMに出演もしました。
絵を描くことが趣味らしく、モーニング娘の卒業後には絵本の出版や個展を開いたり、その才能を活かして活動しています。他にもバラエティ番組に出演したり、ハロプロのライブにゲスト参加などもしていました。
2007年にモーニング娘と同じく、つんく♂さんがプロデュースするロックバンド「7HOUSE」のボーカルのケンジさんと結婚します。
2008年にケンジさんとの間に第一子である男児が生まれたことを発表しますが、その半年後に慢性腎不全のため亡くなってしまったことを発表されました。
大きな悲しみに襲われただろう飯田圭織さんですが、2013年には第二子となる男児を、2017年には第三子の女児を出産し、ケンジさんと共に家族4人で暮らしているそうです。
りこ
初代モーニング娘の成り立ち
1997年にテレビ東京系バラエティ番組「ASAYAN」から生まれたモーニング娘ですが、このモーニング娘が生まれた経緯やデビューまでの様々な試練は今でも伝説として語られています。
ファンの中でもモーニング娘の成り立ちをテレビを通して応援した人もいるのではないでしょうか?
そんなモーニング娘の誕生からデビューなど、初代モーニング娘の歴史をご紹介します!
オーディション落選者から生まれたモーニング娘
モーニング娘は、1997年にテレビ東京のオーディション番組『ASAYAN』において「ヴォーカルオーディション第3段」として「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」が実施され、その時の落選メンバーで結成されました。
この「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」は、応募総数約9,900人、書類審査、歌審査、寺合宿による全般審査など、その審査工程をすべてテレビ内で放映していたので、記憶に残っている人もいるのではないでしょうか?
このオーディションで、後にモーニング娘の初期メンバーである中澤裕子さん、福田明日香さん、石黒彩さん、安倍なつみさん、飯田圭織さんの5人は最終選考まで残りますが、惜しくも最終で落選してしまいます。
しかし、プロデューサーのつんくさんは落選した安倍なつみさんを大変評価しており、そのため安倍なつみさんを含む、落選した10人の中で評価が高かった5人にもう一度チャンスを与えることとなります。
りこ
デビューの条件は5日間でCD5万枚の手売り
評価の高かった5人へのチャンスとは、デビューするために5日間でインディーズCDを5万枚手売りで完売することでした。
この手売りでのCD販売は、後にモーニング娘ファンに伝説として語り継がれています。
5人は、インディーズCD「愛の種」を収録し、11月3日に大阪・HMV心斎橋店から手売りをスタートします。
「愛の種」を求めて販売開始2時間前から800人が待機しており、1km以上続く行列を作りました。そのため、お店の閉店時間を超えてしまう可能性があり、CDの引換券を配り後日受け渡しをする事態となりました。
しかし、その成果は売上枚数16,610枚で「1店舗における同一CDの1日の売り上げ枚数」の世界記録を樹立するほどでした。
その後も、福岡や北海道で好調な売上を記録し、手売り4日目の愛知・ナゴヤ球場にて目標であった5万枚を完売したことでメジャーデビューが決定しました。
デビュー曲は「モーニングコーヒー」
メジャーデビューが決まった5人は、デビュー曲のメインボーカルをかけて大争奪戦を繰り広げます。
楽曲の候補は3つで、つんくさんが楽曲のプロデュースを手掛けています。
- 「どうにかして土曜日」
- 「モーニングコーヒー」
- 「ウソつきあんた」
一度、歌割りを決めても翌日には変更されるなど色々とハプニングはありますが、最終的には「モーニングコーヒー」でメジャーデビューすることが決まります。
この「モーニングコーヒー」は、新人アイドルグループとして異例のオリコン初登場6位を記録します。
『ASAYAN』で毎週のように放映されていたことや、シャ乱Qのつんくさんがプロデュースしているアイドルグループとしてかなり話題になりました。
オリコンシングルチャート1位獲得し紅白歌合戦に初出場
デビュー後、すぐに追加メンバーの発表や、デビュー曲とは大きく路線の異なるセカンドシングル「サマーナイトタウン」を発売、リーダーである中澤裕子さんの演歌歌手デビューなどたびたび大きな話題になります。
そうして、3rdシングル「抱いてHOLD ON ME!」が発売されると、オリコンシングルチャート1位を獲得します。
「抱いてHOLD ON ME!」の発売日には全国同時初披露イベントが行われ、メンバーそれぞれが東京や大阪など各地域にサプライズで登場し、約13,500人が集まったことからも、その人気の高さは窺えますね。
そして、その年の日本有線放送大賞で新人賞を獲得、日本レコード大賞で最優秀新人賞も獲得し、アーティストであれば誰もが夢見るだろう『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすこととなります。
りこ
初のミリオンヒットで国民的アイドルへ
紅白歌合戦への出場を果たしたモーニング娘は、卒業や更なるメンバーの追加などを経ながら躍進していきます。
そうして、グループ自身初のミリオンヒット曲「LOVEマシーン」をリリースします。
この「LOVEマシーン」は、「一人だけレベルが違いすぎる!」とつんくさんの高い評価受けてメンバー入りした後藤真希さんの初シングルとなります。
高い歌唱力と中学生なのに金髪というビジュアルでモーニング娘内でも抜群の存在力を誇る後藤真希さんの加入は、モーニング娘人気を後押ししました。
こうして、モーニング娘はトップアイドルとして君臨し、国民的な人気アイドルグループとして多くのファンを虜にしていきました。
モーニング娘の初期時代のおすすめ曲5選!
25周年を迎えたモーニング娘は様々なヒット曲を生み出してきました。
そんなモーニング娘の初期時代のおすすめ曲をご紹介します!
愛の種
1997年にインディーズシングルとしてリリースされた「愛の種」は、モーニング娘の初期メンバーの5人がデビューするために5日間で5万枚の手売りをした伝説の1曲です。
「1店舗における同一CDの1日の売り上げ枚数」の世界記録を樹立もしたこの曲はモーニング娘の中でも大事な1曲となっています。
それは、デビューから20年経って初期メンバーの5人が集まり、その当時現役のモーニング娘メンバーと一緒に再レコーディングしたことでも伝わってきます。
1997年にリリースされた「愛の種」と、20年後の2017年に再レコーディングされ新しく生まれ変わった「愛の種」聴き比べてみるのもいいかもしれません♪
モーニングコーヒー
記念すべきメジャーシングルとなった「モーニングコーヒー」は、つんくさん初の本格的プロデュース作品でもあります。
オリコンチャートで初登場ながら6位を記録したこの曲は、雑誌12誌に掲載されたり歌番組の出演など大々的なプロモーションが行われます。
白のセーターと赤チェックのスカートが印象的なジャケットのこの曲は、大人っぽい歌詞と少女の初々しさが引き立つ曲となっています。
サマーナイトタウン
1998年にリリースされた「サマーナイトタウン」は、初期メンバー5人だけではなく、新たに加入した2期生がコーラスに初めて参加した曲です。
オリコンチャートは4位を記録し、『ASAYAN』出身アーティストとして初めてオリコントップ5位入り果たしました。
デビュー曲とは曲調が異なり、少し大人な雰囲気のこの曲はモーニング娘の新たな魅力を感じられる1曲となっています。
抱いてHOLD ON ME!
3枚目のシングルである「抱いてHOLD ON ME!」は、モーニング娘が初のオリコンチャート1位を獲得した曲となっています。
この曲でモーニング娘は、NHK紅白歌合戦に初出場を果たすこととなります。また、レコード大賞最優秀新人賞を受賞しています。
プロデュースしたつんく♂さんは、「この曲は完璧に作れた」と話していたそうです。
アダルトな雰囲気と色気たっぷりのこの曲は、大きな話題となりモーニング娘の人気に火をつけた1曲ではないでしょうか。
LOVEマシーン
モーニング娘最大のヒット曲である「LOVEマシーン」は、初のミリオンセラーを達成したシングル曲となっています。
また、当時のオリコンカラオケチャートで17週連続1位を獲得し、新記録を樹立しています。
ポップでキャッチーな歌詞とコミカルなダンスは覚えやすく、今でも多くの人に愛されている曲となっています。
まとめ 初期メンバーの中で勝ち組は中澤裕子さんと石黒彩さん
いかがでしたか。今回はモーニング娘の初期メンバーの現在についてご紹介しました。
デビュー当時はまだ中学生などだったモーニング娘の初期メンバーも今では子供が生まれたりそれぞれの家庭を築いているんですね。
中でも、中澤裕子さんと石黒彩さんは、目立った不祥事の報道などもなく、仕事と家庭、育児を両立していて勝ち組では?と言われていますね。
仕事も家庭もうまく両立できていそうなのは同じ女性からすると憧れてしまいますよね♪
モーニング娘としてアイドルとして憧れ、今ではワーキングママとしても憧れの存在になっている中澤裕子さんと石黒彩さん、そして安倍なつみさん、福田明日香さん、飯田圭織さん、それぞれこれからも活躍していってほしいですね。
モーニング娘’23の最新曲はこちら